ピアノの先生が、発表会の前に、講師演奏のブラッシュアップのため、レッスンに来ていただきました。
あまり練習できていないので講師演奏で弾くかどうか迷っているということ。
私のほうも弾くことでかえってマイナスになることがないよう、きびしめに聴かせていただきました。
細かい部分で不安な部分は確かにありましたが、全体はしっかりと仕上がっておりテンポを若干落としても問題なく、テンポを落とすことで細かい部分の演奏も安定するので、そこに気を付ければ弾いても大丈夫だし、ここまで練習したならむしろ弾かないほうがもったいないと感じたことをお伝えしました。
そして実は、いちおう・・・と持参された伴奏の楽譜。こちらのほうがやることは多かったのでした。室内楽的な伴奏でのタッチやペダリング。ジャズの曲でのアクセントのつけ方など。
そして、講師演奏は「うまく弾かなくちゃ」と思うプレッシャーがあるけれど、
きっとホールのピアノはいいピアノですから、
どんな音がするのかなぁ?と楽しみながら聴きながら弾いてほしい。
私自身、セミナーでいろいろな場所に行って楽器店さんのピアノを弾かせてもらうのですが、
フルコンがあったりすればもちろんすごいし
案外普通の見かけの普通のサロンのそんなに大きくないピアノが
「えっ!!??」と唸るほどいい音だったりするんです。
毎回、セミナーしながら簡単なフレーズでもすご~い!! ってワクワクしながら弾いています。
それを講師演奏で、味わっていただけたらいいなと。そんなお話もしています。
発表会が終わってメールをいただきました。
「弾いても大丈夫!と先生に背中をおしていただいたので練習頑張れました。そして伴奏やジャズの曲もたくさん教えていただいたことがとっても役に立ちました!
伴奏がなんかいつもと違った、と言ってくださる方もいました。
正直なところ、二週間前にレッスンして頂いても変わらないんじゃないかな(自分自身が、という意味で)と思っていたところもあったのですが、全然変わることができました。
伴奏の意識も変わりました。
スタインウェイは気持ちよかったです。
また機会を見てレッスンやセミナーにも伺いたいと思います。
ありがとうございました」
良かったです。
レッスンのお問い合わせはこちらへどうぞ。
https://mimeyama.jimdo.com/ピアノレッスン/教室概要/