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相模原市橋本 山本美芽ピアノ教室

緑区大山町 アリオ橋本・橋本小からすぐ。個性にあわせてピアノの基礎をきっちり学べるレッスンです。

ブラボーゲットの秘密は、ママと二人三脚で片手練習

きょうの八王子ステップでは、生徒ちゃんのSちゃんも演奏しました。

 

Sちゃんはだいたい月に2回のペースでレッスンに来ています。お母さまのサポートが非常にきちんとしており、毎回着実に習ったことを覚えて、徹底してくれています。ちょっと前までは「音がつながるように」が課題でしたが、これもご自宅でお母さまと生徒ちゃんのふたりで頑張ってクリア。最近は「手の形が丸くなるように」。これも私はレッスンのときに教えていろいろやりましたが、そのあとはお母さまと生徒ちゃんがふたりで頑張り、だいぶできるように。

こうなると、私は監督で、お母さまがコーチで、生徒ちゃんは選手みたいな感じですね。なかなかここまで徹底してコーチをするのも大変なんですが、逆にいうと、お母さんがしっかりコーチすると、月2でも、ぜんぜん大丈夫。

今回選んだ曲は、天空の城ラピュタの「君をのせて」を安倍美穂先生が編曲したもの。

余裕をもって準備を始めたのですが、なにせ曲がけっこう長い。2分ぐらいあります。そんなときにSちゃん、体調を崩してしまって、しばらくお休みしていました。そのあいだレッスンもなくて。体調がよくなり、弾いてみたら、ぜんぜん弾けなくなっていたので、お母さまはびっくりしたそうですが、あせらず、コツコツ練習して、ステップ直前の木曜日に来たときは、上手に仕上がっていて、私は「最後はリットだからゆっくりね」とか「1拍めと3拍めでは、1拍めのほうが強いほうがカッコいいかな」などと能天気というか余裕のあるお話しができました。

いちおう、秘策として、「実は、コンクールとかで入賞するすごい子たちに、すごい先生たちが直前に何をやらせているかっていうと、片手のゆっくり練習なのね。なんでだかしらないけど、それをやると、当日崩れないらしいのね。片手練習って面倒くさいから、しんどいけれど、回数は少なくていいから、やってみて」といって、レッスンでもわたし右手、生徒ちゃん左手、そしてその逆で、アンサンブルの形で片手練習やりました。

翌日、生徒ちゃんのママから

「両手で弾けるようになったら両手で弾くことが必要な練習‼︎って感じでしたが
片手練習のすごさを実感✨
これからは片手練習も必ずやろうね🎹と話しました‼️
先生いつもありがとうございます‼︎」とのメールが。

本番当日の朝も、片手練習したのだそうです。

 

 

アドバイザーの先生に「ていねいに一音一音心のこもった演奏で、終始うっとりと聴かせていただきました。会場の全員が、あなたのピアノで幸せな音になったことでしょう。メロディーの歌い方も感性の豊かさが伝わってきました」とのお言葉。評価はブラボーひとつと、グレートふたつをいただきました。 

 

とても上手に弾けたのと、もうひとつよかったこと。最初に右手の音を1か所はずしました。でも、止まらずに弾き続けていけました。たぶんこれも、片手練習の成果かも。

 

ママからのメールには、こうありました。

 

「もし周りに弾ける人がいるなら1人で片手練習だけでなく一緒に片手ずつやってあげるといいと思います!娘が右手で私が左手、その逆…を何度も何度もやりました。

 

そのときに娘が間違えても私そのまま続けて(合わせてストップしない)途中からでも私に合わせてスタートするよう言っていました。もし間違えても続けられるならそのまま続けて、もし止まっちゃったら一息ついて始めやすいところから再スタートしてね、って。

  今までは娘が間違えてストップしたら私もストップして、じゃあここからね、せーの、だったのです。
でも今回は私に合わせてスタートさせる…それは私の音を聴かないと出来ないんですよね。
先生が何度もおっしゃっていた音を聴く練習になるかな〜と思って。
瞬間にアタマで、〇小節後から始めよう、4拍目から入ろうって自分で判断するしかない…それを何度もやっておけば本番で間違えてもパニックにならないかな〜と思って。

 今までの娘だと、間違えると慌てて進もうとしてまた間違えてパニックになって…の悪循環に陥っていたのですが 今日は間違えても冷静に再スタート出来たところが嬉しかったです。 

きっと本人の自信にも繋がったと思います! 緊張してお昼ゴハンもほとんど食べられず…だったので 終わったら『オナカすいた』と(笑) 体調崩してどうなるかと思いましたが、よくがんばってくれたと親として誇らしい気持ちでいっぱいです! それは先生のおかげです。本当にありがとうございました」

 

 

ママのサポートと、本人の頑張りがうまく組み合わさると、最強です。

一度のレッスンの学びを何倍にもしてくれます。

 

右手ひとり、左手ひとり、二人ニ手のアンサンブルは、耳が鍛えられるし、バランスやニュアンスにも気を配れるようになり、まさに上達するための高速道路なのです。

 

 

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